9年続けた大学での非常勤講師、最終講義。

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昨日は、9年続けた大学の非常勤講師、最後の講義だった。

来年から、息子と一緒にカナダへ短期留学へ行くことにしたので、教授には昨年のうちに相談をして、今年度で終了させてもらうことにしたのでした。

そもそも、大学の講義を担当させてもらうことになったきっかけは、私のこのブログ。仕事の実績をいろいろ載せたり、子育てのことを発信したりしていたところ、同志社女子大の教授がブログを読んでくれていたらしく、約9年前に「江角さん、そろそろ子育ても落ち着いた頃だと思って」と連絡をもらったのでした(そこまで配慮してもらえているのがすごい)。

今の私があるのは確実に非常勤講師がきっかけで、それで京都ライター塾も始められたし。だからこそ、それを手放すのが本当に名残惜しい、手放したあと私に何が残っているのだろうかと怖い気持ちもある。

けれど元々、依頼を受けたときから、10年が目処だろうなとは思っていたので、ちょうどいいタイミングかもしれないとも思っている。

大学の講義は、毎年同じことをやる。

学生は入れ替わるけれど、流れは基本同じなので慣れてくると、もしかすると惰性でも、できるようにもなるかもしれない(けれど、編集技術は実践メインなので、惰性でできるほど甘くなく、毎年とても大変である)。昨日の最終講義も、学生に取材のアポ入れ準備をしてもらっているうちに、あっという間に終わってしまったのだけど。

力を抜いて、適当にやるようになる前に、終えられたのもよかったのかもしれないなぁと思う。これ以上続けてていたら私は多分サボるような気がする。だから、私のやれることはもうやり切った!!!という感じで、とても清々しい。

同志社女子大の「編集技術」は、この講義をお目当てに入学を決めるという人もいるくらいの人気の講義で、私に依頼してくれた教授も「看板講義」という風に言っていた。それを前任者から受け継いだときは、ものすごいプレッシャーだったけれど、何とか役目は果たせたのではないかと思う。

私、頑張った。後期もフォローするために顔を出すけれど、ひとまず、なんか祝杯を上げたい気分。

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。