京都ライター塾7回目が終了!体験することでしか、知りえないこと。

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1月から始まった京都ライター塾も、そろそろ後半戦。

課題が本格的になり、受講生の皆さんが四苦八苦しているのが、レポ記事から伝わってきます。

取り組んでもらう課題は、実際にライターとして働くなら、いつかやることになるであろう内容にしています。なので、やるべきことを先取りしてもらっている感じ。

なぜそうしているかというと、先に失敗しておいてほしいからです。

たとえば、インタビューする際に「ここだけ押さえておけば大丈夫」ということを、講義内で事前に全て伝えています。

この10個のことだけ気を付けたら、いいインタビューになるよ。突発的にこんな困ったことがあったら、私はこんな風に切り抜けてきたよと数々の失敗談も披露して、万全の状態で、インタビューを体験してもらいます。

が、知識として知っているのと実際にやるのとではまるで違う。知ってるのにできない。知ってたけど、こんなに嬉しいものなのか。

体験することでしか、知りえないことがたくさんあるんじゃないかなぁと思います。

ライター塾という安全な場所で先に失敗しておけば、いざ本番になったら、そのときよりはうまくできるはず。

ここで失敗しても仕事じゃないので、いいのです。みんな失敗しているのだし、お互いさまということで(笑)

受講生が実際にインタビューをやってみたら、どうだったのか?

・思っていた以上に緊張した!
・でも、相手の話が深まる瞬間にワクワクした!
・予想外の答えが出てきて、会話の楽しさを実感した!

続々と届くレポ記事には、受講生のリアルな体験が詰まっていました。

これらを読むだけでも、「インタビューってこんなふうに進んでいくんだ!」という発見があるはず。「書くこと」に興味がある方、これからインタビューをしてみたい方にも、きっと参考になる内容になっています。

ぜひチェックしてみてください。

受講生のレポートはこちらから!

hanaさん

良いインタビューは聞きとられるだけどなく、話し手の気づきを深める良い機会になるのかもしれないと感じた。

レイさん

インタビュー実践で学んだことは「相手のことを知ったつもりでいてはいけない」

やすかさん

インタビューしてみて、先に構成を先に考えておくと、たとえ話が脱線しても、元の流れに戻しやすいなということは自分で話していて思いました。

kinomiさん

インタビューで話す、話される内容は、その人の考えのほんの一部分でしかない。でもどんなに断片でも、真実は宿っているし、その人らしさが表れる。場合によっては、インタビューがきっかけで、何かの扉が開くこともあるかもしれない……。そんなことをふと考え、インタビューはするのもされるのも面白い!!と感じた。

moeko.r

普段何気なく読んでいたインタビュー記事ですが、作成の裏側ではこんなに多くの時間と労力がかけられていたのか、と知ることができました。これからはインタビューされる側の気持ち、ライターの気持ちにも思いを馳せながら読むことができそうです。

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。