何も起こらない、つまらない日常のありがたみ。

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能登半島地震に続き、飛行機事故のニュースと
辛いお知らせが続く年明け。

事故など、日常とは違うことが起こると
いつものなんてことない日常が
どれほどありがたいか、身にしみます。

私は先日、実家がある出雲から
京都の自宅に戻ってきて
ようやくいつもの日常となりました。

晴れの日が苦手なので
日常に戻ると心底ホッとします。

日常とは違うこと、
それがたとえ楽しいことであったとしても
負荷がかかって、疲れてしまう。

ハレとケ

と言う言葉があって
ハレ(晴れ)は冠婚葬祭や年中行事など、特別な日をさし、ケ(褻)はそれ以外の普通の日常的な生活をさします。

私は、ケの日を大事にしたいなぁと
いつも思っていて。

晴れの日って、華やかでキラキラしてて
いいんですけど、たまにあればいい。

毎日だと疲れる。

なので、私にとっては
なんてことないケの日が
満たされていることが大事で、
何も起こらない日こそ、
ありがたいなぁと思って
過ごせたらいいなと考えるようになりました。

それまでは
何か起こった日がいい日で
何も起こらなかった日はつまらないと
思っていたのですが。

何も起こらなかった日こそありがたい
と思えるようになると
日々の幸福度が、がぜんアップしました。

何かが起こるということは
楽しいこともあるけど、悲劇なこともある。

何も起こらないということは
つまらないかもしれないけれど、
悲劇も起こらないということ。

それってつまり、
つまらないことではなく
ありがたいこと。

何でもない日に感謝して
今日も淡々と、私は私のできることを。

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。