能登半島地震に続き、飛行機事故のニュースと
辛いお知らせが続く年明け。
事故など、日常とは違うことが起こると
いつものなんてことない日常が
どれほどありがたいか、身にしみます。
私は先日、実家がある出雲から
京都の自宅に戻ってきて
ようやくいつもの日常となりました。
晴れの日が苦手なので
日常に戻ると心底ホッとします。
日常とは違うこと、
それがたとえ楽しいことであったとしても
負荷がかかって、疲れてしまう。
ハレとケ
と言う言葉があって
ハレ(晴れ)は冠婚葬祭や年中行事など、特別な日をさし、ケ(褻)はそれ以外の普通の日常的な生活をさします。
私は、ケの日を大事にしたいなぁと
いつも思っていて。
晴れの日って、華やかでキラキラしてて
いいんですけど、たまにあればいい。
毎日だと疲れる。
なので、私にとっては
なんてことないケの日が
満たされていることが大事で、
何も起こらない日こそ、
ありがたいなぁと思って
過ごせたらいいなと考えるようになりました。
それまでは
何か起こった日がいい日で
何も起こらなかった日はつまらないと
思っていたのですが。
何も起こらなかった日こそありがたい
と思えるようになると
日々の幸福度が、がぜんアップしました。
何かが起こるということは
楽しいこともあるけど、悲劇なこともある。
何も起こらないということは
つまらないかもしれないけれど、
悲劇も起こらないということ。
それってつまり、
つまらないことではなく
ありがたいこと。
何でもない日に感謝して
今日も淡々と、私は私のできることを。