ライターとエッセイストの違いについて。

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\ただいま10/31から始まる京都ライター塾/
【アドバンスコース】受講生を募集中です!

京都ライター塾の「アドバンスコース」では、毎回ゲスト講師の回があり、私とは違う視点で「書くこと」について、学んでもらうこともしています。

先日は、お友だちの「小説家」でかつ「理系ライター」としても、すさまじく活躍している寒竹泉美さんに来てもらいました。

講座テーマは「エッセイの書き方」

京都ライター塾もアドバンスコースも、基本、商業ライターとしての文章の書き方をお伝えしています。

なので、今回「エッセイの書き方」というテーマを扱うことについて、受講生の中にも「商業ライターとしての書き方を習いたくて、アドバンスコースを受講しているのに、なぜ課題でエッセイを書かなければいけないのか?」と、戸惑ったという方もいました。

私の説明がきちんとできていなくて、大変に申し訳なかったのですが。

商業ライターとして文章を書くのと、エッセイの文章を書くのとでは、使う筋肉が全く違うと私は思っています。

先日の講座で、寒竹さんも「ライターとエッセイストの違い」について、テレビ番組にたとえてくれた伝えてくれました。

商業ライターは
画面には登場しないナレーター

エッセイストは
自分が画面の前に出て話すレポーター

同じ伝える人だとしても、その表現の仕方が違うというか。

なんかまだ伝わっているかどうか、よくわからなくてもどかしいのですが。

とにかく全く違う。

私は商業ライターとしては、ある程度書けるのかもしれないが、エッセイを書くのはまだまだ。そんなわけで、寒竹さんの添削を受け、真っ赤になった私の原稿。

違うのですが、その両方の表現の仕方を使い分けられるようになると、ライターとして表現力に、すごく深みが出ると思うのです。

現に、寒竹さんはその両刀使いができることで、ライター仕事も引く手あまた。

ブックライティングの仕事が年内に、あと4〜5冊ある?と言っていました。

両方の書く技術を持っていると
仕事の幅も広がるし
できることが増えるので
仕事には一切困らない=ちゃんと稼げるようになるということ。

最近の寒竹さんの言葉で一番面白かったのが、「お金の使い道が思いつかない」

お金の?? 使い道が思いつかない???

学費、ローン返済、食費、電気代
いろいろありますけど???ってなった。

私もいつか寒竹さんみたいな
セリフを言ってみたいものだ。

そんなわけで、アドバンスコースは、基本商業ライターとしての書き方を伝える講座ですが、エッセンスとして知っておいてほしいと思って、エッセイの書き方も学んでもらいました。

最初は「戸惑っていた」という受講生も、終わる頃には、なぜエッセイの書き方を学ぶのか理解できたと言ってくれて、ホッとしました。

今募集しているアドバンスコースも、2月の回でゲスト講師として、ふたたび寒竹さんに来ていただけることになりました!

両方の書き方を学んで
使い分けできるようになると
ホント最強です!

最後に、アドバンスコース受講生のレポ記事を紹介。

北 裕実さん

私は、京都ライター塾の卒業生ではなく、いきなりアドバンスコースから受講しました。

独学で書くことをしてこられた方は、他の方への講評も聞くことで、やっぱり間違ってなかった!と自信を深めたり、そうなんだ!と発見があったりして、書くことに自信が持てるようになるのではないでしょうか。

だから、卒業生でなくてもライター仕事をしてなくても、大丈夫!とお伝えしたいです。

http://atkakukaku.com/advance-repo-04/

嵐山ゆりかさん

人物インタビューの記事を書いてみて痛感したのは、「知っていること、わかっていることと、できることには雲泥の差がある」ということ……!!

原井 けいこさん

自分の興味のある人を選び、インタビューのために会いにいき、情報を整理し、原稿を書く作業。「なんだかこれって、大人の自由研究みたいじゃない?」とワクワクしました。

すずき・ちえさん

インタビュー記事を書くライターの役割は、記事を通してインタビュイーと読者の距離を近づけることなのではないかしら……という大きな気づきがありました。

Yuさん

あらためて「読者に伝わるか」を意識することが大切なんだと思い出せました!

さて、10月31日から始まる「アドバンスコース」ただいま受講生募集中です!

無料説明会が終了したので、アーカイブの準備も整いました。アーカイブ希望の方は、申込後すぐに届く、メールから見ていただけるようになっています。

(4)アーカイブ視聴を希望 

で申し込んでいただくと、すぐ見ていただけます。

受講のお申込みも、お待ちしています!

アドバンスコースの日程はこんな。

【第3期アドバンスコースの内容】

1)10/31(火)13:00〜14:30
●人の心を動かす文章とは?型を使って書く

2)11/28(火)13:00〜14:30
●読者を知り、企画を立てる

3)12/26(火)13:00〜14:30
●企画を立てて、原稿を書く

4)1/23(火)13:00〜14:30
●人物インタビュー原稿のフィードバック

5)2/27(火)13:00〜14:30
●ゲスト講師:寒竹泉美さん「エッセイの書き方」※課題あり

6)3/19(火)13:00〜14:30※第3週の実施となります
●レポート記事フィードバック

詳細は下記ページから。

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。