心のフタを取っ払いたい人への希望の書『不要なものを手放して、50代からは身軽に暮らす 自分、おかえり!』

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昨日、司会をさせてもらったインスタグラマー・しょ〜こさんのトークイベントが無事に終わりました!

昨日のトークイベントは、しょ〜こさんの本「不要なものを手放して、50代からは身軽に暮らす 自分、おかえり!」に関して、いろいろお話を聞かせてもらったのですが、片づけを通して働き方、ひいては生き方まで変わったという話を聞いていて、思ったことがありました。

それは、自分の本音を知らない方が、この社会は生きやすいので、無意識に自分の思いにフタをしてる、ということはあるだろうなってこと。

しょ〜こさんは、片づけをして、自分が本当に好きなもの、大切にしていることに気が付き、そのうち「ライターとして働くことは自分にとっては苦しいことだったということにも気付いてしまった」とありました。

それでしょ〜こさんは20年続けたライターを辞める決心をして、その第一歩としてクライアントさんに休業宣言をしたそうです。

これまでやってた仕事を手放すって、本当に勇気がいると思うんです。

ライターの仕事はできないことではないし、そのままやり慣れたライターをしている方が楽だったと思うのです。

でも、本当の気持ちに気づいたら、もうライターをやっていられない。いうなれば、歩き慣れた道をはずれて、どこに行くかも分からないイバラの道を歩くことを選ばないといけないということ。

それって本当にしんどいことだし、面倒だし、それだったら本心に気が付かず、見て見ぬふりして、歩き慣れた道をそのまま進んでる方がよっぽど楽なんですよね〜。

だから、無意識に本心にフタをしている。
気が付かないフリをしている方がいい。

たとえば、今の仕事は合ってないとはうすうす思っているけど、やめてフリーライターになるのは不安だし怖いから、「もうこの仕事やりたくない!」という気持ちは無視して、働き続けているとか。

夫とはこのまま夫婦としてやっていくのは厳しいけど、離婚してシングルマザーで子どもを育てていくのは大変そうだから、我慢して結婚生活を続けているとか。

もしかしたら、そういう人も多いのかもなぁ、なんてことを思った。

そして、しょ〜こさんは、そのフタを開け放したのだなと思う。片づけがきっかけになったのかもしれないけど、そのかたく閉ざされていたフタをこじ開けて、本来のしょ〜こさんが出てきた。自然体でのびのびと、あるがままの飾らないしょ〜こさん。

もし今、自分が何をしたいか分からないとか、現状にもやもやしているとか、不満があるとかいう人は、この本にヒントが載っている。一つずつ、小さなことから取り組んで、かたいフタを取っ払っていくその過程が書いてあるのだと思う。本の前半から後半まで、ページを進みながら、その軌跡をたどることで、私も「本来の私」にたどりつけるかもしれない。

そんな勇気と希望がもらえる本だった。

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。