オザケンのライブに行ってきた(ネタばれあり)

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今朝、病院に行き血液検査をしてもらってようやく、ようやく
肺炎が治ったことが分かりました。長かった…今回も。
心配してくださった皆さま、ありがとうございます。

今は体力150くらい(いつもの1.5倍!)には元気になっています。
なぜなら、オザケンのライブに2日間行ってきたから!!!

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島根の片田舎に住み、ウォークマンでオザケンを聴いていた頃の私に教えてあげたい。
大人になったらオザケンのライブに行ける日が来るんだよ!って。

しかも!大阪2日目の昨日は、前から5列目あたり。

オザケンの髪の毛がサラサラ揺れるのも見れたし、
あの前髪を書き上げる仕草も何度だって見れたし、
ギターをかき鳴らすきれいな指も見れたし、
はにかんだ可愛い笑顔も目の前で目の前で見れたし、

もう何も言うことなし。

———

ライブ前には、おいしいアルコールとおつまみで腹ごしらえ。
ZEPP難波から徒歩30秒くらいの近さ。

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高架下のある「オルケスタ」というところ。
炭火焼がうりみたいで、写真に写ってないけど、お肉も美味しかった!
会場では、グッズのボーダーTシャツ(4000円)と魔法的電子回路(500円)、
ま、キラキラ光るやつを購入。
オザケンの顔がプリントされたTシャツも売ってたけど、
あれはオザケンへの愛が試されている感じ。
これを着られるくらいの熱いファンなのか?どうなのか?
(…ごめん)

ライブは新曲と古い曲を交えて、約2時間。
新曲は、歌う前に舞台に歌詞が表示されるので、
それで何となくイメージを掴んでから入れるのがよかった。
初日は、初めて聞く曲についていけない部分もあったけど、

2日目は1回聴いていただけなのに、すごく耳に馴染んでいて、
あぁ、また聴きたいなぁっていう曲多数。
どうかツアーが終わったらアルバムを出してほしい。
私の大好きな歌「さよならなんて云えないよ(美しさ)」の、
大好きなフレーズも聴けた。

オザケンの何が素晴らしいって、歌詞が、歌詞が本当にいい。

左へカーブを曲がると光る海が見えてくる

僕は思う!この瞬間は続くと!いつまでも

このフレーズ、私の頭の中では、
海へと続く砂の坂道を上っていて
カーブの先はまだ見えないんだけど、坂を頑張って登って行ったら、
キラキラと輝く海が見えて、
すーごく幸せな気持ちになれるっていうシーンが出来上がっていて、
このフレーズだけで、生きていく勇気をもらえる。

坂道はちょっとしんどいかもしれないけど、
もうすぐで海が見えるんだよっていうワクワク感から
翻って、人生は楽しいんだよっていう肯定が含まれているような気がしてる。

「それはちょっと」もよかったなぁ。

私もオザケンに結婚を迫って、「それはちょっと」の歌みたい抵抗されたかった。
なんか2日目、このイントロ「いち、にっ、さーん、しっ」っていうの聴けて
ちょっと涙が出そうになった。

「強い気持ち、強い愛」では、やっぱりここの歌詞の部分がグッと来た。
人生を歌っているのだよね。

長い階段をのぼり 生きる日々が続く
大きく深い川 君と僕は渡る
涙がこぼれては ずっと頬を伝う
冷たく強い風 君と僕は笑う

涙を流すくらい辛いこともあるかもしれないけど、
手を繋いで一緒に力強く生きていこうって、人生そう悪くはないよって言ってもらってるよう。
ってな感じで、ライブ後、夫にいかにオザケンが素晴らしかったか、

いかに魅力的だったかについて熱く語っていたのだけど、全然分かってもらえず、
挙句にオザケンのことを「ふにゃお」呼ばわりされ、終了。

オザケンをこんなに好きな私がなぜ夫と結婚したのか謎とまで言われたのだけど、
ライブを見ていて、オザケンと夫の間に一つだけ共通点を思いついた。

それは…

きっと、育ちの良さ。

後からは決して装うことができないもので、
その佇まいから自然とにじみ出てしまうものが「育ちの良さ」だと思っているのだけど、

私は育ちの良さを感じさせる人が好きなので、
そこだな、たった一つの共通点を上げるとしたら。

「ラブリー」をうたった後、「やっぱりラブリーをやるのは楽しいですね」って
言ってくれたのすごく幸せな気持ちになれた。

あと初日のアンコールの最後のMCで、瞳を潤ませながら
「良い顔で歌ってくれてありがとう」って言ってたオザケンが印象的だった。

王子は健在。

というわけで、最後に興奮冷めやらぬままに呟いたツイートまとめ。

2日間、心よく送り出してくれた夫に心底感謝。 そして今日は大阪での最終日。
「今日も行きたいなぁ」ってつぶやいたら、さすがに「勘弁してくれ」って言われたけど。
私はもし夫がサザンのライブに3日間行きたいって言ったらこころよく送り出すからね~。

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。