茶菓円山…春爛漫の京都、円山公園内の隠れ家的カフェ

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今日の午前中は、雑誌「婦人画報」7月号の撮影で円山公園内にある「茶菓円山」へ。
円山公園の桜は今がまさに見ごろ!右を見ても左を見ても満開満開!
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この毛氈が敷いてあるところにドッカと座って、昼間からお酒を飲みたい誘惑にかられる。

さて、「茶菓円山」は、円山公園の北側にある小さな茶寮。


こぢんまりとして目立たない外観なので、迷いつつたどり着く人も多いとか。

中に入ると、網代天井に漆塗りのカウンター、
カウンター後ろには床の間と、しっとりと和の風情。



こういう素敵すぎる大人空間にくると、
私はこの場に相応しい人なのか?とドキドキしますが、
たまにはこういうところに来て、
背筋がピーンと伸びる感覚を味わっておかないと、と思ったり。
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今日は、お店の2階をお借りして撮影したのですが、
大御所カメラマンの久保田さんに
「茶菓円山の豆はほんっとーにおいしいから、ぜひ一度食べてほしい」と薦めてもらい、
それはぜひ!ということで、取材終わりでちょっと一息、休憩させてもらったのでした。

和のスイーツがいろいろあって悩んだのですが、
ネーミングにも惹かれた福蜜豆(1000円)をオーダー。 
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みつ豆が出てきてまず目を奪われたのが、巨大なお豆さん。
こんな大粒な豆を生まれて初めて見たかもしれません。

豆の種類は、紫花豆 、白花豆、紅絞り豆、青えんどうなど。

ふっくら甘く炊いてある、見た目にも福福としたお豆さん、
大きな福をもらったかのようで、「これ食べたら幸せになれそう」って思いました。

最初は白蜜を、その後黒蜜をかけて。
それぞれの味の違いも楽しみつついただきました。

コーヒー(600円)は、「直珈琲」さんに「茶菓円山」用に焙煎をお願いしているそう。
深煎りだったので、酸味少なく、私好み。 

円山公園は、人・人・人がいっぱいで本当に賑やかだったけれど、
お店の中は喧騒なんかどこ吹く風という感じで、静寂に包まれていて。
ここ、ガイドブックとかに載ってほしくないなぁと思ったりしました。

すごく素敵なところだから「みんな行ったらいいのに!」って思うけど、
流行って人が大勢押しかけると、このお店の良さが目減りするような気もして惜しいし。
知る人ぞ知る、隠れ家であってほしいなぁ。 

あ、そうそう。
取材終わりに円山公園をのんびり歩いていたら!
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お化け屋敷が出現!

え?ここ八坂神社の中ですよね?
ちょっと面白そうだったけれども。  

どなたか行かれましたら、感想聞かせてください。 

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。