ドラマ「ナオミとカナコ」にハマっている話を以前書きましたが、
今期、もう一つドはまりしているのが、日曜劇場「家族ノカタチ」。
『家族ノカタチ』(TBS系)公式サイトより
香取慎吾が、独身貴族を謳歌するこじらせアラフォー男子を演じているのだけど、
これがホントはまり役!それ演技じゃないよね、素だよねと思いながら、
すっかりファンになって楽しんで見ています。
で、登場人物の台詞がいちいち素晴らしく心に響くので
最近ではメモを片手にドラマを見るほど。
というわけで、心に突き刺さった台詞一覧。
「ちょっとぐらいダメな方が気が楽だろ」
⇒ちょっとぐらいダメな人間の方が、
一緒にいて気が楽だろって意味でたぶん香取慎吾が言ってた台詞で、
このとき、失敗続きの自分に言ってもらったかのようで、すごく救われたのでした。
そう、完璧な人は素晴らしいけれど、一緒にいたらちょっと疲れるよね、と自分を励ました。
「思い通りにいかないのが家族なんだな」「迷惑なんか掛け合いながら生きていくもんでしょ。(あなたは)ちゃんとしようとし過ぎてる。一人で頑張りすぎてる」
⇒最近「誰にも迷惑かけずに生きてくなんて無理だな、ってか生きてるだけで迷惑かけてるな」
という思いを強めていたので、すごく共感した台詞。
迷惑かけないようにするんじゃなくて、もうどうせ迷惑かけちゃうんだから、
逆に自分が迷惑をかけられたときに寛大な気持ちでいられたらいいなぁと思う。
1人で頑張りすぎてる時点でもう、ちょっと迷惑かけてるしね。
人に弱みを見せるってことは大変なことなんだよ
(莉奈さんといると)ちょっと疲れる。一緒に飯食ってると、
いろいろ気ぃ使ってくれて、気ぃ使われ過ぎてこっちも気を使う
少しは心配かけたり、迷惑かけたりして、仕返ししてやれ。
その方がおかあさんも喜ぶんじゃないの。
⇒あと下記は上野樹里さん(娘)がお母さんに内緒にしていたことを
思い切って打ち明けたあとに言った台詞。
泣き顔見られたくないもん。だって、もう大人だもん。
人に相談事をしたり悩み事を打ち明けたりするのが苦手な私ですが、
その理由がこの台詞によりすっきり分かった気がしました。
そう。悩みを打ち明けたりしたらきっと泣いてしまう。
泣き顔を見られたくないから相談したくないんだなって。
で、この台詞があまりにも自分と重なって、ひとり号泣。
泣けたなぁ、あのシーン。上野樹里さんの名演技もさることながら、
ショートカットの可愛いことよ。
このドラマ、毎回毎回泣きどころがあって、ホント、名作。
家族っていろいろあるけど、家族っていいなぁと思いながら見ています。
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