江角悠子 
土曜日は、毎年恒例、友人宅に泊まり込みで新年会。2月だけど新年会。
友人夫婦がマンションを購入してからこの集まりをしているので、
もう、7年くらい続いている。
夕方から集まり、スーパーで一緒にお鍋の材料を買い、
お酒を飲みながら、一緒に野菜を切るなどお鍋の準備をして、
完成したらみんなで食べて、飲んで、だらだら話して、げらげら笑って
眠くなったら寝るみたいな。ただそれだけの会。
これが楽しい。
みんなでUNOしたりして、
小さい頃、親戚がたくさん集まったお盆やお正月のような雰囲気。
童心に返るというのか、懐かしいというのか、
このときだけは明日のこととか何の心配もしなくてよくて、
何とも言えない幸せな気持ちになる。
いつの間にか子どもは子ども同士遊んでくれるようになって、
大人は大人で楽しめるようになった。
大好きな人たちと、どうでもいいことをいっぱい話して笑って心底癒された。
翌日は、友人一家と共に近所のお店へ行って、フードコートでお昼ご飯。
友人とこの子も、うちの子も、マクドナルドのハッピーセット。
おもちゃとかいっぱいついててズルいよなと思う。
たまにだからいっかと思って許す。
昨日2月8日は、妹の誕生日。
保育園のお迎えのときに慌てて花屋とケーキ屋に寄る。
ハッピーでも何でもないけど、とりあえず家族でハッピーバースデーを歌って
ろうそくを吹き消してみた。
妹がまだ生きてたら37歳。
今、ふと思いついて「死んだ子の年を数える」の意味を電子辞書で引いたら、
どうしようもない過去のことについて愚痴をこぼすことのたとえ。
だって。なんか傷ついた。
今年は例年になく落ち着いてこの日を迎えられたような気がする。
だけど、こうして落ち込まなくなるのもまた悲しいものだ、と思ったりして、本当に複雑。
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昨日もひとつnote更新しました。
