京都・祇園祭…初めて見た「花傘巡行」に感動~!

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毎年、宵山や山鉾巡行が終わってしまったら、祇園祭も終わり、
という気分になってしまうのですが、実は7月が終わるまで、今もまだ続いているんですよね。

で、京都に15年住んでいますが、初めて今年、花傘巡行を見ました。
花傘巡行をしているというのを知ったのも今年。

花傘巡行は、従来行われていた「後の祭(あとのまつり)」の山鉾巡行が
昭和40年に17日の「前の祭(さきのまつり)」と合併されて、
「後の祭」が喪失したため、翌41年に創設された行事なんだそう。

ふむふむ。

山鉾巡行を見学するのは、ものすごい人で動けないくらい、といった印象でしたが、
果たして花傘巡行は?と思ったら、見ている人はまばらで、
直前に行っても、こんな目の前で巡行を楽しむことができました。

人混みが苦手なので、人が少ないところで楽しめるなんて、ホント最高。

で、見ていたら、なんで人がこんなに少ないの?って不思議に思うくらい
凝った造りの車とか、綺麗な衣装をまとった人たちが見られて、感動!

獅子舞もいましたよ。獅子舞に頭をかんでもらったら、何かご利益があるんでしたっけ?
旦那さんは自ら頭を差し出して、ばっちり噛んでもらっていました。

私も恥ずかしがらずに噛んでもらえばよかったなぁと後悔。

御稚児さん?でしょうか。

そして、一番テンションが上がったのが、綺麗所がズラリと行列しているところ(笑)

美人揃いで、まじまじとお顔を見てしまったのでした。

そして、宮川町の舞妓さんたち。
やっぱり綺麗所はテンションがあがります。

鶴?と思ったら、さぎでした。

頭に傘が刺さってるところに目が釘付け!
さぎがおどっているシーンも見て見たかった。

この日はとっても暑かったんですが、そんな大変な中でも
きちんと衣装を身にまとって、
大人も子どもも京の伝統を守っているということに、いたく感動!

美しく、華やかな行列を見て楽しいというのもあったのですが、
街をあげて、古くから続くことを大切にしている姿勢に感動したというか。

日常の中に、伝統文化が何気なく存在していることに深く深く感銘を受けました。

これが京都なんだと思い知った感じ。

京都が好きで、京都に住みたくて大学を編入してまで京都にやってきたというのに。
もっと積極的に京都を楽しもう!と心に誓ったのでした。いやー、素晴らしいです。

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。