今週の火曜日からすでに始まっていますが、
とっても面白そうな写真展がやっています。
このブログに何度も登場してもらっていますが、
カメラマンの田中幹人さんが
個展を開催しています。
「あぶない所へ行ってみよう」というタイトル通り、
幹人さんが実際に危ないところへ行って
写真を撮って、それらが展示されているわけです。
DMを見ても分かるとおりシンプルな写真がほとんどなんですが、
写真をよーく見てみると、何でそんな場所に人がいるの?みたいな
本当に危険すぎる場所に幹人さんが写っているので
合成では?と疑いたくなるほど。
でも実際にその場に行っているというのだから、ビックリ。
モノクロでシンプルな写真なのに、
そんな事実が隠されているという面白さ、ギャップに
なんか惹かれてしまうのです。
幹人さんの意図する写真は以下のような感じ(HPより)
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あぶない所へいってみよう
高いトコロ。水際ギリギリ
観覧車の…上。
つい、「もしそこに人がいたら…」と
想像してドキドキしてしまいます。
そんな写真を撮りたい。
でも、そんな危ないトコロ、
誰も行ってくれません。
なので、自分で行くんです。
構図や露出を決定したら
あとは信頼する友人にシャッターを任せて。
えっちらおっちらあの高いところまで。
時にはずぶ濡れになって。
バカみたいでしょう?
そう思って、笑ってもらえれば本望です。
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この中に出てくる「信頼する友人」を私は知っていますが、
ものすごい山奥に連れて行かれて、
ものすごい苦労して撮影をしているのを知っているので
それが、こんな仕上がりになるのかーと見るのもまた楽しい。
かっこいい写真のはずなのに、この写真1枚撮るためにした苦労、
行程を思うと、プッと笑えて心が和やか~になってしまう。
週末に行く予定ですが、今から取っても楽しみなのです。
写真は、幹人さんのHPのprivate photoでも見られます。
田中幹人PHOTO EXHIBITION~あぶない所へ行ってみよう~
期間:5月25日(火)~5月30日(日)
会場:同時代ギャラリー
住所:京都市中京区三条通御幸町東入弁慶石町56 1928ビル1階
電話:075-256-6155
時間:正午~19:00
※30日は16:00~18:00までクロージングパーティ