日常と非日常。

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3月11日の地震以来、何度かブログをアップしようと思ったのだけど、
刻々と現場を伝えるニュースを見るにつけ、
どんな言葉でこの気持ちを表現したらいいのか。

文章を書くことを仕事にしているのに、なんにも浮かんでこなくて、
もうTVを見ることをやめ、ツイッターも覗かず、
目の前のことに集中するよう努め、願い祈っていました。

そして、「とにかく何かしなくては」と、ようやく先日
日本赤十字社に募金をしてみたのでした。

それは、私たち一家にとっては少しイタイと思える金額で、
京都で何も変わらない生活を送る中で、自分たちも痛みを伴ったことで、
後ろめたさから少し逃れられたような気がしました。

こんなときだから、みんなで少しずつ痛みを分け合えれば、
一人ずつの痛みはマシになるのかもしれない。

そうして思ったのは、今私にできることは、やっぱり募金をすることくらい。
だから、一生懸命働いて、稼いで、少しでも寄付することで
復興の手助けができれば。

大切な人を亡くした方、避難所での暮らしを余儀なくされている方、
家族の安否が分からない方、どなたも本当に苦しくつらい気持ちでいることと思います。

今日、震災の地で自宅を失くした人が亡くなっているのが発見され、
遺書もなく自殺をした可能性が高い…というニュースを見ました。
家も大切な人もなくして、なんで、自分が生き残ってしまったんだろうと、
思い悩む方が大勢いらっしゃると思います。
でも、あなたは生き残った。

いつかきっと、希望の光がさす日がくると信じて、
死なないでいてもらいたい。

一日も早くその光が見えてくるように、
そのために何ができるのか、私も考えて行動していきます。

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。

\京都ライター塾を主宰/

ライターとして活躍したいと思う人を、もっと具体的に応援したいと思い、この度ライター塾を始めてみることにしました。少人数クラスで、ライターとしての基本、話を聞くこと、書くことを学び、継続して仕事の依頼が来るライターとして活動できるようサポートします。

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