京都劇場にて劇団四季「春のめざめ」を観劇

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友人のライター、椿屋山田さんに誘われ、初めて見てきました。
劇団四季のミュージカル「春のめざめ」。

 

劇団四季も初めてなら、京都劇場に足を踏み入れるのも初めてで、
この赤絨毯を敷いたような階段(実際は赤い色をしているだけ…)を
ドキドキしながらのぼったのでした。

ストーリーについては、チラシのあらすじをざっと読んだくらいで
たいした予備知識はなかったのですが、
「一部お子様には適さないと考えられる内容を含んでいます」とあって、
なんだろう…とわくわく(?)しながら開演を待っていたのです(笑)

山田さんによると「劇団四季ミュージカルの中でも随一のエロさを誇る」作品だそうで。
それもそのはず、なんといってもタイトルが「春」のめざめですから。

登場するのは、思春期の真っ只中にいる少年と少女たち。
どうやって赤ちゃんが出来るのか知りたい少女、
女の人の足が出てくる悪夢に悩まされる少年。

なんかこう、青春時代特有の悶々とした心の葛藤のようなものが
パワフルな歌と音楽、踊りで表現されていて、
見ているこっちまで高揚してくるようなステージ。

今となっては、若い頃ってそうだよねぇと笑えるけれど、
青春真っ只中の子達にとっては、勉強も異性も親との関係も
どれもこれも生きるか死ぬかの人生がかかっているような大問題で。
懐かしくも胸がチクリと痛くなるような、そんな思いを起こさせる、
若い子達こそ見たらいいのになぁと思えるような内容でした。

今回はキャストたちが踊り歌う舞台に、観客用の椅子があり
そこから観劇できるという、スペシャルな「ステージシート」なるものが用意されていました。
キャストと同じ目線で見られるなんて、
そんな魅力的なシートはやはり完売しているそうで、
機会があれば…と思っていたけれど残念!

あと、舞台の最後はライブと違って、キャストが4回も5回も再登場してくれるんですね。
ライブなら、アンコールを歌って引いたらもう出てきてはくれませんが、
舞台では、何回も何回も登場してくれるのが、妙に嬉しかった。
拍手は鳴り止まず、最後は照れも捨て、キャストに手を振ったりして。

演劇、はまりそう。

劇団四季「春のめざめ」

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。