京都シネマで「海よりもまだ深く」を鑑賞。

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もうあれから10日以上も経ってしまっている!
先日、京都シネマにて「海よりもまだ深く」を鑑賞しました。

 

ストーリーは

笑ってしまうほどのダメ人生を更新中の中年男、良多(阿部寛)。

15年前に文学賞を1度とったきりの自称作家で、今は探偵事務所に勤めているが、周囲にも自分にも「小説のための取材」だと言い訳している。元妻の響子(真木よう子)には愛想を尽かされ、息子・真悟の養育費も満足に払えないくせに、彼女に新恋人ができたことにショックを受けている。

そんな良多の頼みの綱は、団地で気楽な独り暮らしを送る母の淑子(樹木希林)だ。ある日、たまたま淑子の家に集まった良多と響子と真悟は、台風のため翌朝まで帰れなくなる。

こうして、偶然取り戻した、一夜かぎりの家族の時間が始まるが――。

というものですが、是枝監督は、何が起こるわけでもない日常を、
どうしてこんなにも鮮やかに切り取ることができるのだろう、といつも思います。
このお話の続きはどうなるのだろう。いつまででも見ていたい。

それにしても阿部寛の演じる良多のダメっぷりときたら本当に最悪で、
ギャンブルをする人は嫌だ!!!
自分が不幸になるだけならまだしも、まわりの人も不幸に巻き込んで。
何なの?と心の中で叫び、演技なのに、映画なのに…
「あいつマジ何なん?!」とイライラしながら見ていたのでした。
カジノ法案とかありえないから!となんか違う方に怒りの矛先が向いたりして。

是枝監督の撮る作品は役者があまりにも自然体で、物語の中にずっぽり入り込んでしまう。
——
さて、2016年の映画鑑賞はこの作品で見納めでしょうか。

話題の「君の名は」「この世界の片隅に」も見に行きたかったのですが、来年に持ち越しです。
「この世界の片隅に」は、来年1月4日から元立誠小学校にある映画館で上映されることを知ったので、ぜひともこの会場で見てみたいなと思っています。

駆け込みでしたが、私にしてはけっこう映画館で映画を楽しめた1年かもしれません。これも京都シネマの会員になり、無理矢理行く環境を作ったから、なのかも。来年も映画館での映画鑑賞、楽しみます!

————
これまでに見た是枝監督の作品はこちら。

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。