[北海道旅7日目]8月9日(月)函館観光→苫小牧へ

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IMG_1197法華クラブ函館は朝食バイキングが充実していると何かで読んで楽しみにしていた。(朝から)イカ刺しをはじめ、イカ飯、鮭のちゃんちゃん焼き、道産食材使用の濃厚プリン、フレンチトーストなどなど、どれもおいしそう。じっくり全部見て回ってから選びたかったけど、じっとしていられない2歳児がいるため、イカ刺しとあとは適当なものをお皿にのせて終了。ゆっくり吟味して選んでいた夫のお皿は盛り付けまでおいしそう。さらちゃんここでもイカ刺し爆食い。そうたは、自分の好きなモノをお皿に取ってテーブルについて1人で食べていた。エライなぁ。8歳にもなると、いろいろできることが増えてうれしい。さらちゃんは食べるのにすぐに飽きて、レストラン内を歩き回ろうとするので、追いかけまわしていたらまるで食べた気がしない。先に食べ終わった夫に交代してもらい、最後のコーヒーだけはゆっくり飲めた。

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ホテルのすぐ裏が五稜郭だったのだけど、今回は立ち寄らず、映画のロケ地にもなったという八幡坂を目指す。

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車をコインパーキングに入れ、石畳の道を歩いて坂道へ。道の両脇には古いレトロな建物がちらほらあって、本当になんて魅力的な街なんだろうか!大興奮しながら歩く。そして全然自分で歩いてくれないサラちゃん12キロを抱えて歩くのが本当にしんどい。ベビーカー持ってくるの忘れたなと思ったけど、持ってきたところで結局この人は乗ってくれないのだった。

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坂の下に広がる海の風景。キレイだなぁ。この坂の上には高校があって、校舎の窓から毎日この眺めが広がっているなんて、本当羨ましく思う。青春。

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道の途中にまたまた可愛いマンホール。

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昨日に続き、こちらも「おすい」。平仮名なのがせめてもの救いなのかも。そして次に行ったのが、心躍る洋館! 旧函館区公会堂。明治43年に竣工した建物で国の重要文化財にも指定されているとか。この淡い水色が何ともいえず良い。

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今はコンサートホールとして使われているそう。こんな空間で生演奏とかいいなぁ。中では、「ハイカラ衣裳館」といってお姫様みたいなドレスが着られるサービス(20分1000円)があって、あれ子どもたちがいなかったらやってみたかったなぁ。洋館でお姫様コスプレ。

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子どもたちは当然、古い建物に何の興味もなく、さらちゃんが次第にグズりだしたので、一通り見たら撤退。

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バルコニーからの眺め、最高だった。あとまだまだ見てみたい洋館がいろいろあったけど、子どもたち退屈だろうなぁと思って諦める。昨晩、暗闇に浮かび上がっていたハリストス正教会がとてもきれいだったから、こちらもチラッと見られたらいいなと思っていたのだけど。子どもたちが楽しんでないと大人も楽しめないので仕方なし。続いて、夫希望の金森赤レンガ倉庫へ。こちらもレトロ建築といえばレトロ建築なので、見ているだけで楽しい。

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いいなぁこの眺め。レンガいいなぁ。倉庫の中にはお店がたくさん入っていて、子どもたちは早速おもちゃ屋さんで物色。何も買わないからね~見るだけよ、と釘をさす。それにしてもアンパンマンはどこに行っても置いてある。サラちゃんが見つけてしまうとその場を動かなくなるので、バレないよう苦心する。

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郵便局が入っていたので、ご当地フォルムカードのトウモロコシと木彫りの熊2種と切手を購入。

2016-08-09_084138955_F6502_iOS北海道最終日にて、お土産物屋さんでお土産を購入することに。イカなんかの魚介類をクール宅急便で送ろうかと思ったら、商品より配送料が高くつくことが分かり諦めて、六花亭のマルセイバターサンドやロイズなど、ド定番のお土産を購入。絶対においしい間違いないやつ。

函館からフェリー乗り場のある苫小牧までは車で約4時間。自家用車じゃなくてもとにかく北海道旅には車が便利だなぁと実感。飛行機でサクッと来て、北海道格安レンタカーなんかを活用してもいいのかもしれない。さて、船の出航時間は19時だけど、チェックインは17時まで。遅れないよう、お昼前に函館を出発。お昼ご飯は倉庫内でめぼしいレストランを見つけられず、「もう高速のサービスエリアでいいね」ってことで。それにしても台風が近づいてきているけれど、船は無事運航するのだろうか。

車に乗ったとたん子どもたち二人とも熟睡。静かでいい。サービスエリアが全然なく、途中「伊達」というところで高速を降りて、回転寿司のお店へ行くことに。お寿司の味は普通。家の近所の長次郎の方がおいしいかもしれない。そうたは玉子ばかり4皿食べる。お昼ご飯終えて一路フェリー乗り場へ。車に乗ることに飽きた子どもたちが、ひたすらうるさい。携帯の動画見せろ見せろと言うので黙らせるために与えるも、順番こができず携帯の取り合いで結局ケンカしてどちらも大泣き。ただひたすらうるさい。フェリー乗り場の近くで、船に持ち込む食材やお酒を買い込む。乗り場へ着いたら、乗るはずのフェリー「きそ」が見えない。もしかして、台風のせいで港に来てないとか?!動揺していたら、おばちゃんが「船に傷が見つかって、大丈夫かどうか沖に出て確かめているみたい」とのこと。台風じゃなく、傷か。それも心配。そうたはタイタニックの映画を見て以来、船が沈んだら嫌だからとフェリーに乗るの最後まで嫌がっていたけれど。

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1時間くらい車で待機していたら、何とか船が出航できることが分かり一安心。良かったー。行きは、車を運転する人と同乗者が分かれて船に乗り込んだのだけど、今回は緊急措置のためか?車で一緒に船に乗り込むことに。こっちの方が断然楽なんだけど。

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帰りも行きと同じ一等和洋室の海が見えるアウトサイド。この空間…何だかすっかり我が家へ帰ってきたような気分。

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夕飯はレストラン「タヒチ」でのバイキングはやめて、軽い食事が楽しめる「マーメイドクラブ」へ。子どもたちは、ナポリタンときつねうどん。大人はソーセージや枝豆などのつまみとレモンチューハイ、ビール。料理はきっと冷凍食品だよねという味。おいしいんだけど。窓の外は夜の海で何にも見えない。台風の影響か、行きのときより揺れが大きい。

フェリーで一番心配だったのが船酔い。行きは波も穏やかで全然大丈夫だったけれど、帰りは危なかった。船内を歩いて移動しているときはそんなに揺れを感じないのだけど、ベッドに横になると、ものすごくよく分かる。この揺れを「気持ち悪い」と思うと船酔いしてしまいそうだったので、「これはゆりかごの揺れ。気持ちいいなぁ」と思い込むようにする。フェリーのチケットを予約するときに、船の前方は揺れが大きいという情報をキャッチして、部屋はなるべく真ん中よりにしておいたのもよかったのかもしれない。この日も、山崎ナオコーラのエッセイを読んで寝る。

 

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。