[北海道旅5日目]8月7日(日)小樽運河編

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キャンプ生活3日目。朝ご飯は昨日のフェスで購入したカフェゴーシュのスコーン。おいしくて子どもたちと取り合うようにして食べる。そうたは朝ご飯前からサッカーボールで遊んでる。ここでボールで遊びだしてから「ちょっとサッカーにハマってる」そう。でもすぐにさらちゃんがボールを奪いに行って、ケンカになる。そしてそう!今日はそうた8歳の誕生日。ケーキもなくプレゼントもない誕生日だけど。「おめでとう!」と言うと照れる8歳。

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ご飯を食べた後に洞爺湖に行ってみたけれど、太陽は登りきっていて昨日のような幻想的な景色には出会えず。夫にどうしてもあの景色を見せてあげたくて「明日は絶対早起きして見に行こう」と約束。明日は最終日。まだ見られるチャンスがあってよかった。そして子どもたちが気が済むくらいにはひと通り遊んでから、今日は片道2時間かけて小樽と余市まで。

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なだらかな丘とどこまでもまっすぐに続く北海道らしい景色を見ながらドライブ。さらちゃんは朝イチで遊びまわったのが効いて案の定撃沈。そうそう、夫と子どもが寝たことを「あ、死んだ」と冗談で言い合っていたら、最近さらちゃんが寝ている人を指して「死んでる」と言いだしたので、そろそろやめなきゃと思う。

天気も良く、爽快な景色を見ながらのドライブ、気持ちがいい。富士山にも似た羊蹄山を横切るように北上。途中、パラグライダーをしている人がいて、着地するまでをそっと間近で見せてもらう。長野で一度したけれど、もう一度ちゃんとしてみたいなぁ。

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お昼ちょっと前に小樽に到着。小樽運河の近くにあった駐車場に車を止めて、さっそく運河へ。照りつける太陽、とめどなく流れ落ちる汗。なにこれ暑すぎる。ここは北海道じゃ?「くっそ暑い」としか言いようがない。 あまりの暑さに当然子どもたちの機嫌もよろしくなく、いろいろ見て歩きたかったけど、とりいそぎお昼ご飯が食べられるお店を探す。さらちゃんグダグダ。くっそ暑い中12キロを抱っこして汗だくで歩く。

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10分くらいかけて行った目的のお店が予約した人しか入れないとのことで、近くにあった丼のお店「どんぶり茶屋おたる堺町通り店」へ飛び込む。いろいろな魚介の組み合わせがあって迷うも、そうたがウニを食べてみたいというので、私はさして興味のないウニとイクラが入った丼に。子どもと外食すると、いつも自分の食べたいものは食べられず子どもが食べられるものばかり。で、ウニを初めて食べたそうたは、結局気に入らず。さらちゃんが「ちゅぶちゅぶ(イクラ)たべたい」というのであげてみたら気に入ったようでバクバクいっている。丼は思ったより小ぶりで、そうたはまだ食べたそうだったけど、この丼だけで2,180円、夫のオーダーした「かに、いくら、うに」の三色丼は2,380円だし、追加はナシで。季節の汁物も3つ頼んだので、ランチだけで5000円超え。おいしいけど高い。観光地価格か。

もっといろいろ見たかったけど、余市のウイスキー工場の見学を予約しており、時間が迫っていたのでほぼランチしただけで小樽観光終了。一路、隣り町の余市へ。続く。

 

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。