育児エッセイ(06)「地獄はこわい」

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何年か前に連載してもらっていた育児エッセイ。

紹介が途中で終わっていたので引き続き。

読み返してみると、今からすでに2年前、息子が4歳のときのエッセイ。

あー、早い、月日が経つのが早すぎる!

↓クリックしたら拡大表示に。

 

12-09


妙心寺発行:月刊誌『花園』9月号(2012.9.1)掲載 

息子の妖怪好きは今も変わらず…で、

昨日も学校の図書館で「ビジュアル版 妖怪伝説大百科」なるものを借りてきていました。

それを読んでいた息子、

「ねーねー、おかーさん、このようかい、うちにもきたらいいのにな」

というので見てみたら、「金霊(かねだま)」という妖怪で、

巨大な妖怪が、口から蔵に向かって大量のお金を吐きだしている絵が。

え、なんですか。うちはお金に困ってるってことですか。

私が「それは高い」「それを買うのはお金がいっぱいいるよ」とか言っているせいなのか。

私が子どもの頃はお金の心配なんかしたことなく、

むしろふってわいてくるかのごとく思っていたのに。

6歳の子にそんなこと思わせるなんて、

親としてなんかごめんと思ったのでした。

でも「金霊(かねだま)」妖怪、本当にうちに来てくれたらいーなー!

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。